修了生インタビュー

  • 1年履修
西野 彰啓さん

2023年3月 専門職大学院 福祉マネジメント研究科 修了
NPO法人リベラヒューマンサポート 勤務

一年で吸収しきれないほどの学びを経験。
今後も自己覚知を深めたい

精神保健福祉士として、発達障害などがある方の支援を主に行っています。児童期から対応している利用者(通所生)が就労に挑戦して困難に直面するケースが多々あり、法人支援の質を向上させるため専門職大学院への進学を決めました。実践研究では就労ナビゲーションブックの作成や、通所生の気持ちの変化を記録。その過程でエンパワメントの大切さと、通所生の抱える不安や悩みに専門職スタッフが「踏み込む覚悟」を持つ大切さに改めて気づきました。大学院で学んだ多くの理論や実践を今後数年かけて咀嚼し、自己覚知を深めたいです。そして、社会のさまざまな場面で当事者がエンパワメントを感じられるような地域福祉の一助となれればと思います。

関上 郁生さん

※掲載内容は取材当時のものです。

学問と仕事を両立する工夫
感謝の気持ちが原動力に

職場の仲間や理事長の理解もあり、職務を実践研究の場としていたため両立という意味では苦労を感じませんでした。専門職大学院の先生方や院生の真摯で誠実な「まなざし」や取り組む「姿勢」から、私の心に自然と感謝の気持ちが湧き、研究をやり遂げる原動力になりました。